歴史の影に隠れた「菊池武光公」の史跡を散策する新感覚アクティビティ
さて、「好きな武将は誰?」と言われて、あなたはどの武将を思い浮かべますか?
私は菊池市に来てから、「菊池武光公」を真っ先に浮かべるようになりました。
菊池市隈府にある菊池市ふるさと創生市民広場内の大きな銅像「菊池武光公の騎馬像」。
皆様ご存知ですか?騎馬像として日本一の大きさを誇る、約1億円もかけ作られたこの騎馬像。菊池武光公こそ、菊池市が誇る菊池一族の英雄。
しかし、おそらく「『菊池武光公』って誰?」と思う方がほとんどですよね。
実は、戦前の歴史の教科書には、織田信長、徳川家康などと並び、「菊池武光」が紹介されていて、誰もが知っている存在だったのです。菊池武光公を讃える映画まであったそうですが、今は歴史の教科書に出てくることは一切ありません。特に熊本県の方には縁が深い一族ですので、ぜひこの機会に「菊池武光公」と「菊池一族」について知っていただきたいと思っています。
YouTubeにてわかりやすい形で紹介されていますのでご参考までに↓。
菊池一族好きとしては色々と語りたくなるのですが、この辺でやめておいて、今回はそんな菊池武光公と菊池一族の史跡を散策する新感覚アクティビティ「菊池武光公の道連れ菊池さんぽ」のご紹介です。
武光公が活躍した時代は今から650年前、時代は南北朝時代に遡ります。
現在の菊池市には平安時代に土着した「菊池一族」という豪族がおさめていました。
中央では、足利尊氏が室町幕府を設立した頃、日本には天皇が2人いる時代があり、それが「南北朝時代」。日本が奈良県吉野の後醍醐天皇(南朝)と京都の光明天皇(北朝)に分かれて約60年間争っていました。
そんな南北朝時代の騒乱の中、菊池一族で活躍した武将「菊池武光公」。
武光公は南朝側のリーダー、後醍醐天皇の皇子「懐良親王」を菊池へ迎えます。
菊池武光といえば、戦がめちゃくちゃうまい!強い!負け知らず、百戦錬磨の武将として名を挙げた武将(おそらくご存知ないですよね涙)。懐良親王と最強タッグを組み、なんと太宰府を陥落し九州制圧を果たすなど、南朝勢力として栄光の時代を築きあげましたが、最後は北朝勢に敗れてしまいます。
しかし、この二人の物語は大河ドラマになりそうなくらいドラマチックなのです!
ここでは語り尽くせませんので、ご興味ある方はこちらも元地域おこし協力隊の方が紹介しています
(いぞうさん小説→https://note.com/izosan/archives/2021/09)
また菊池市役所には菊池一族P Rのためだけに作られた「菊池一族プロモーション室」なる部署があります。
菊池一族への愛がすごい職員さんが大変面白い活動をしています。
プロモーション室が作ったH Pも簡潔にまとめられていますので、入門編としてはこちらのページをお勧めしておきます。
https://www.city.kikuchi.lg.jp/ichizoku/
そして2021年11月、菊池一族プロモーション室と菊池観光協会、NE C、熊日新聞社がタッグを組んで生まれたのが新感覚アクティビティ「菊池武光公の道連れ菊池さんぽ」。
専用端末を使って流れてくる立体音響の音声ガイドと映像で、まるで武光公と一緒に菊池の街中を散策しているような、不思議な体験ができます。
音声ガイドも人気声優『櫻井トオルさん』、『浅利遼太さん』と本格的!歴史に詳しくない方でもわかりやすい説明になっています。
「武光公の道連れ菊池さんぽ」は1人から体験OK。イヤホンを装着し、貸し出したスマートホンを持って行うアクティビティ。
野外での実施ですので、コロナ禍でも密を避けてひっそりと楽しめます。菊池観光協会にて申し込みができますよ。今までと違った菊池市の街歩きをぜひ体験してみてはいかがでしょうか?
Information
武光公の道連れ菊池さんぽ
お問い合わせ先:(一社)菊池観光協会
公式サイト:https://kikuchikanko.ne.jp/ssmr-takemitsukou
料金:1人1,300円
営業時間:午前10時〜、午後2時〜(定員 各回2名)※予約優先
定休日:第4火曜日
住所:熊本県菊池市隈府1273-1 菊池観光交流館内(受付)
電話:0968-25-0513
私は菊池市に来てから、「菊池武光公」を真っ先に浮かべるようになりました。
菊池市隈府にある菊池市ふるさと創生市民広場内の大きな銅像「菊池武光公の騎馬像」。
皆様ご存知ですか?騎馬像として日本一の大きさを誇る、約1億円もかけ作られたこの騎馬像。菊池武光公こそ、菊池市が誇る菊池一族の英雄。
しかし、おそらく「『菊池武光公』って誰?」と思う方がほとんどですよね。
実は、戦前の歴史の教科書には、織田信長、徳川家康などと並び、「菊池武光」が紹介されていて、誰もが知っている存在だったのです。菊池武光公を讃える映画まであったそうですが、今は歴史の教科書に出てくることは一切ありません。特に熊本県の方には縁が深い一族ですので、ぜひこの機会に「菊池武光公」と「菊池一族」について知っていただきたいと思っています。
YouTubeにてわかりやすい形で紹介されていますのでご参考までに↓。
菊池一族好きとしては色々と語りたくなるのですが、この辺でやめておいて、今回はそんな菊池武光公と菊池一族の史跡を散策する新感覚アクティビティ「菊池武光公の道連れ菊池さんぽ」のご紹介です。
武光公が活躍した時代は今から650年前、時代は南北朝時代に遡ります。
現在の菊池市には平安時代に土着した「菊池一族」という豪族がおさめていました。
中央では、足利尊氏が室町幕府を設立した頃、日本には天皇が2人いる時代があり、それが「南北朝時代」。日本が奈良県吉野の後醍醐天皇(南朝)と京都の光明天皇(北朝)に分かれて約60年間争っていました。
そんな南北朝時代の騒乱の中、菊池一族で活躍した武将「菊池武光公」。
武光公は南朝側のリーダー、後醍醐天皇の皇子「懐良親王」を菊池へ迎えます。
菊池武光といえば、戦がめちゃくちゃうまい!強い!負け知らず、百戦錬磨の武将として名を挙げた武将(おそらくご存知ないですよね涙)。懐良親王と最強タッグを組み、なんと太宰府を陥落し九州制圧を果たすなど、南朝勢力として栄光の時代を築きあげましたが、最後は北朝勢に敗れてしまいます。
しかし、この二人の物語は大河ドラマになりそうなくらいドラマチックなのです!
ここでは語り尽くせませんので、ご興味ある方はこちらも元地域おこし協力隊の方が紹介しています
(いぞうさん小説→https://note.com/izosan/archives/2021/09)
また菊池市役所には菊池一族P Rのためだけに作られた「菊池一族プロモーション室」なる部署があります。
菊池一族への愛がすごい職員さんが大変面白い活動をしています。
プロモーション室が作ったH Pも簡潔にまとめられていますので、入門編としてはこちらのページをお勧めしておきます。
https://www.city.kikuchi.lg.jp/ichizoku/
そして2021年11月、菊池一族プロモーション室と菊池観光協会、NE C、熊日新聞社がタッグを組んで生まれたのが新感覚アクティビティ「菊池武光公の道連れ菊池さんぽ」。
専用端末を使って流れてくる立体音響の音声ガイドと映像で、まるで武光公と一緒に菊池の街中を散策しているような、不思議な体験ができます。
音声ガイドも人気声優『櫻井トオルさん』、『浅利遼太さん』と本格的!歴史に詳しくない方でもわかりやすい説明になっています。
「武光公の道連れ菊池さんぽ」は1人から体験OK。イヤホンを装着し、貸し出したスマートホンを持って行うアクティビティ。
野外での実施ですので、コロナ禍でも密を避けてひっそりと楽しめます。菊池観光協会にて申し込みができますよ。今までと違った菊池市の街歩きをぜひ体験してみてはいかがでしょうか?
Information
武光公の道連れ菊池さんぽ
お問い合わせ先:(一社)菊池観光協会
公式サイト:https://kikuchikanko.ne.jp/ssmr-takemitsukou
料金:1人1,300円
営業時間:午前10時〜、午後2時〜(定員 各回2名)※予約優先
定休日:第4火曜日
住所:熊本県菊池市隈府1273-1 菊池観光交流館内(受付)
電話:0968-25-0513
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