芦北町、湯浦川沿いにある湯浦地区は知る人ぞ知る温泉地。
開湯が奈良末期の宝亀年間（770年から780年）といわれ1300年以上の歴史を持つ由緒ある温泉でもあります。古くは宿場町として栄えた歴史もあり、今も地元住民から親しまれており、町の人に話を聞くと家にお風呂がない家もあるとか。温泉地ならではのエピソードですね！
 
 
「町営の湯の浦温泉センター」
 
湯浦温泉地区には町営、民間の温泉が多数あります。（そのうち温泉旅館は1件）
 
温泉地ならではのどこの温泉が一番好き？という話題で盛り上がるのが
とても楽しい♪熱めの温泉や、ぬる湯の温泉もあるので夏と冬で行く場所をかえるという人もよく聞きます。
 
またもちろんですが泉質もそれぞれ。
硫黄の香りがする温泉や肌に泡のつく温泉もあり、隠れた名湯スポットでもあります。
 

「回数券を買うとよりお得に！」
 
多くの温泉が回数券や定期券を発行しており、よりリーズナブルに温泉に入ることができて今日も温泉に行こうかな。という気軽な気持ちで温泉に行けるのは楽しいですね！
 
町のミカン農家さんは、定期券を購入して、夏場は午前中の作業が終わったら一度温泉に行き、着替えとお昼を済ませて午後の作業、そしてまた温泉に入って帰るとのこと。一日２回も入れる贅沢な暮らし、都会ではなかなかできない地方の贅沢かもしれません。



温泉コミュニケーションも魅力」
温泉にゆったり使っていると、たまに隣に入ってる方とコミュニケーションをとる機会もあったりします。
今日の天気の話から、季節の野菜の美味しい食べ方や保存方法、ミカンの選び方、どこで何の魚が釣れてるらしい等の穴場の情報や飲食店の隠れおすすめメニュー等、知らないことをこっそり教えてくれるのも温泉の裸の付き合いならではかもしれません。


「お祭りもたくさんの湯浦地区」
温泉地である湯浦地区では、活性化のための地域団体がとても元気に活動しておられ、たくさんの催し物が行われています。
コロナになり、そのほとんどが現在中止となっていますが、
子供たちのためにたくさんのお祭りやイベントで思い出を作れるよう
地域が頑張っているのはとても魅力的ですね。
早くまたお祭りでワイワイ騒いで美味しいものを食べて温泉に入る。遠方の方はぜひ宿泊も♪
そんな楽しみを湯浦温泉で体験しに来てくださいね。
 
Information
湯浦温泉
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住所：〒869-5563熊本県葦北郡芦北町湯浦