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荒尾干潟、荒尾干潟水鳥・湿地センター

アクティビティー

荒尾市の海は、海水浴もできなければ、裸足で砂浜をかけるなんてドラマチックなこともできない貝殻だらけの干潟です。

しかし、なぜか人が集まります。人だけではありません。

日本最大の干満差があることで、豊富な有機物を食べる無数のプランクトンが生育し、このプランクトンを食べるカニなどの底生生物を求めて鳥たちが集まります。

シギやチドリ類、カモメなどの他にも、世界的に絶滅が危惧されている種類の鳥たちもやってくる「ラムサール条約湿地」に登録される国際的に重要な湿地です。

その鳥たちを観察、撮影をするために、望遠鏡やカメラを持った人が集まります。そして、荒尾の干潟といえばやはりこの絶景です。(撮影場所:蔵満海岸)

 

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美しい夕焼けを求めて、市内外から多くの人が荒尾干潟に集まります。

広大な干潟の先には長崎県の雲仙普賢岳や佐賀県の多良岳が望めます。干満差によって日々異なる景色を魅せてくれる荒尾干潟ですが、ただ眺めるだけじゃない、大人から子どもまで楽しめる魅力がたくさんあります。

荒尾干潟(蔵満海岸)のすぐ東側にある「荒尾干潟水鳥・湿地センター」では、A〜Gあるゾーンで、干潟に生息する生きものや干潟の利用について学ぶことができます。

水槽に展示された干潟の生きもの、飛来する野鳥の鳴き声が聴けるモニターやパネル、ハンズオン展示、干潟で採れた海産物を調理できる体験キッチン、キッズルームなど、楽しく利用できる仕掛けがありました。

 

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また、申し込みがすぐに埋まってしまうというワークショップや観察会などのイベントもお勧めです。ワークショップでは、干潟で拾ってきた貝殻を使ってフォトフレームや小物入れを作ったり、干潟での楽しみを思い出に残すことができます。

大人にも人気があるのが、「テーラー乗車体験」です。テーラーとは、漁業者がアサリ採りや海苔養殖の際に、移動や運搬のために使用する耕うん機に荷台をつけたものです。

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センターには、テーラー乗車体験用に改良された特別なテーラー車があります。

そのテーラー車に乗って干潮時に沖合まで走り、普段見ることのできない干潟から見る陸の風景や干潟の生きものを観察できる貴重な体験です。

ただ海岸を散策するだけでも、「貝殻を踏む音・感触が楽しい」、「干潟イコール汚いイメージだったが、また来たいと思える綺麗な場所だった」など、大人になるまで知らなかった干潟の楽しみを体験しリピーターになる人も多いそうです。

館内のスタッフさんが「今の一推しだ」と教えてくれたのが、荒尾干潟の潟泥を使ってぬり絵やメッセージカードを描く体験です。

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指や筆で描かれたメッセージ、手形を味のあるアート作品にしているものなど、みなさんの作品がたくさん展示してありました♩

コロナ禍により使用禁止になっているものもありますが、洗い場、シャワー室、トイレ(おむつ交換台あり)など、干潟を楽しむために必要な設備が無料で利用できる便利な施設です。

蔵満海岸、荒尾干潟水鳥・湿地センター共に無料の駐車場があります。
ちなみに、徒歩10分の距離にあるJR南荒尾駅でも荒尾干潟を楽しむことができます。gUT2a0EPajxxB32zKBlfB5pYC7jrb4G1gLr12jN2sV2aSjj11P-LhlBjR_NbusWYqQTAcHX_g1zI1fQtNdlNk6MADAVQ1GFwdTiaJxrnBKVlrq1XHh7Viyrpw8AyZhB92LknbIZruCbTXxD0AI8

岱志高等学校(荒尾市)美術工芸コースのみなさんが描いた荒尾干潟です。
夕方になると、窓から望む夕焼けとのコラボも。

貝殻を拾ったり、踏んで音を鳴らしてみたり、テーラーに乗って風を切ったり、夕焼けの絶景に癒されたり、それぞれの楽しみ方で荒尾干潟を堪能してみてはいかがでしょうか♩

荒尾市でお待ちしています。
 

Information

荒尾干潟水鳥・湿地センター
公式フェイスブック https://www.facebook.com/araohigata2019/
住所:熊本県荒尾市蔵満20−1
電話:0968-57-7444

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