柿の葉庵を紹介します。
柿の葉庵は大自然に囲まれた旭志という地域にあります。ご夫婦二人（じいじとばあば）で民泊とお食事（ランチ）を運営されていますが、今回は柿の葉庵のランチをメインにご紹介します。

僕は非常に食にうるさいです。味はもちろんのこと接客、居心地・空間など全てがいいと思わないとリピートしません。なので今でもリピートしているお店は片手で数えられるぐらいしかありません。
 
その僕がここ、柿の葉庵には何度もリピートしています。しかも協力隊にしては背伸びした1800円のランチを毎回注文しています。
 
なぜかと言うと、味、接客、居心地・空間全てが僕を幸せにしてくれる正にお値段以上だからです。そのお値段以上の理由をご紹介します。
 
 まずは居心地・空間です。

菊池市からは車で１５分程、夏はホタルを鑑賞できる自然豊かな場所にあります。近くには水源があり民泊をするために建てられた家はご主人のこだわりがつまっています。国産の檜で作られているため、まるで神社に来たかの錯覚を起こすような何とも神聖な空気感に包まれ、開放感もあり、柿の葉庵にいるだけで心身が癒されていくのが分かります。
 
 
もう一つのお値段以上の理由が、じいじとばあばお二人の人柄です。

 
じいじは長年飲食店を経営されており、仙人のように髭が長く一見強面ですが、大変ユニークなお人柄で来訪者を楽しませてくれます。
ばあばは「太陽のように明るい人」をまさに体現したようなお人柄で、気配りも素晴らしく来訪者を優しく包んでくれます。
ただ食べるだけではない、人の温もりに触れることができ、普段のストレスや疲れが帰る時には消え去っています。
 
最後は味です。

食材から拘っていて、出てくる野菜は全て地元で作られた無農薬野菜。
飲食店を経営されていたご夫婦の手作り料理はどれも絶品で美しいです。特に長年作り続けてこられた柿の葉寿司は中々食べることができない職人の一品。

そしてお腹いっぱいになって『食べた、食べた』と膨らんだお腹を叩いたタイミングで出てくる亭主が作る猪肉が入ったラーメン。

もうお腹をいっぱい！と思いながら一口食べるとあれよあれよとスープまで飲み干してしまう美味しさ。
 
最後に出てくるばあば手製のスイーツと、豆から拘り焙煎から手掛けた喫茶店よりも美味しいじいじの珈琲でノックアウトです。

一品一品に愛情を感じられ、日本のおもてなしを感じます。
 
居心地・空間、接客、味全てが『凄いだろう』と主張する訳ではなく、でも自然と満たされ気付けば幸福感に浸ってしまっている、これこそ日本の『おもてなし』文化そのものだと思います。

是非、菊池に来られる際は日頃のストレスと疲労を溜めるだけ溜めて、おもてなしを体感できる柿の葉庵にお立ち寄り下さい。
 
Information
柿乃葉庵
公式ホームページhttps://ja.activetrip.jp/kikuchifurusatoexperiences
営業時間：11:00〜17:00
休日：火・水・木
住所：熊本県菊池市旭志弁利1283
電話0968-37-2309