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有機農法でおいしい甲佐町をつくる「きよむら農園」

農産物
甲佐町の中心部にある下豊内(しもとようち)、美味しい野菜を作る「きよむら農園」さんに出会いました。
ビニールハウスに行くと、いつもカッコイイ音楽を流しながら作業をされている清村さん。
そう、清村さんのモットーは「楽しくおしゃれに」。
作業服も「ザ・農家スタイル」なんて格好ではなく、「アメリカンなつなぎスタイル」です。ロックやヒップホップが流れるビニールハウスの中はまるでクラブみたい。
「楽しみながらやってることが食べた人に伝わるといいなぁ」とノリノリの音楽をBGMにおっしゃられていました。
 
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一般的な農業では、畑の土をビニールで覆った「ビニールマルチ」を使われますが、ここでは野菜が息苦しくないようにと稲わらを使った「藁マルチ」でお野菜の根っこが守られています。だからなんですかね、自然にのびのび育っているお野菜たちが、色よく元気一杯に見えるんです。


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「野菜たちはここで一生を過ごすけんできるだけ快適にしてやらんといかん」と。
「味が濃いし、食感がよくておいしいんだよー。」と評判のお野菜たちは甲佐町の飲食店さんでも多数取り扱われていたり、直売所「ろくじ館」で手に入りますのでぜひ一度ご賞味あれ!です。
 
 
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こだわりの有機栽培で野菜を作る清村さん。化学肥料や農薬は使わず、肥料は手作りの「ぼかし肥料」。米ぬかを発酵させたものに色々混ぜて作られていました。甲佐町に工場があるミネラル豊富な化石サンゴも。その時々の土の状況や野菜の状況でブレンド内容は変わるそう。
他にもヨモギやタケノコ、海藻などで液体の肥料もつくられていました。

「ぼかし肥料」が作られているビニールハウスの中はお味噌のような香りで、できたては暖かく、ホカホカしています。
「冬の寒い時はタヌキがここで寝とるよ笑」。

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きよむら農園さんでは、夏にはたくさんのトマトの植え付けが行われます。その数はなんと2500株。「マイロック」という品種の酸味とコクがある昔ながらのトマトだそうです。5月末から2ヶ月ほど収穫できて、夏に行われる甲佐のお祭りでは「冷やしトマト」として販売されたり、町内の飲食店をはじめ、町外、はたまた県外からもたくさんの注文が殺到するほどの人気ぶりです。
 
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子供達が多く参加していたイベントで、焼かれていたのは「どいなす」と呼ばれる地元の豊内(とようち=地元の方は「どい」と呼ぶ)で代々受け継がれるタネが少なく柔らかい茄子もまた絶品です。この茄子、やみつきになります。我が家の昨夏はこの茄子が頻繁に出てきていました。笑
甲佐町にしかない「どいなす」気になりませんか?9月頃からろくじ館でお買い求め出来ますよ。
 
「甲佐町は水が綺麗だから美味しいものができる。」と話す清村さん。
他にはセロリやお米もつくられています、今後はアスパラ作りを本格的に始める予定だそうです。他にもいろんな面白野菜の情報も知っていらっしゃるので、これからどんな野菜が直売所に並ぶのか楽しみです!!



Information
きよむら農園
公式インスタグラムhttps://www.instagram.com/kiyomuranouen_official/
住所:熊本県上益城郡甲佐町下豊内
営業時間:
休日:
 

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